熊野古道 小辺路

お客様からの声

友人からの話を聞いて、昨年からチャレンジしたいと思っていた小辺路。

“こ ヘ ち” 先ず読み方から分からなかったが、歩けば歩くほど奥深い古道でした。

日本人は体験するべしです。

高野山は毎年墓参りに訪れていたので馴染み深い場所で、宿坊にて友人お勧めガイド和田様とお待ち合わせ。

とても朗らかで感じの良い方、ここからの旅のワクワク度が俄然アップしました。

初日の朝、6時から勤行に参加させて頂き、気を引き締めて出発。
小雨模様で初っ端から山歩きの醍醐味を実感。ガイド和田様なくしては、完全にアウトなコースでした。
しかし本当に道無き道に近いルートを歩くのだと、歩き甲斐を感じました。

この日のお宿はアットホーム民宿で、近くの温泉まで送迎して頂き、疲労回復する事が出来、心より感謝。

翌日は、良いお天気に恵まれ歩き出すものの雨が原因で古道が崩れたりしていて、何故ガイド和田様がストック無しでスイスイ進むのか⁇と終始感心しながら後ろをついて行きました。
この日のお宿は素敵な村会議員夫妻のお家の離れ。
飼っている烏骨鶏、椎茸原木や畑からの贅沢な食卓に舌鼓をうち、行届いたおもてなしにまた感動。

翌朝も早朝の出発にも関わらず、元気の出る朝ご飯と御夫妻からのお見送りを頂き、筋肉痛の身体に鞭打ち出発。

古道沿いに度々見かける昭和初期まであった集落の為の防風林や、美しく整った森林に目を奪われつつ、峠越えを何とか果たして宿泊施設に到着。
ガイド和田様の安定の軽やかな歩きに感心しつつ、耐えられず生ビールをおかわり。

最終日は雨天により古道歩きは次回の楽しみに見送り、バスにて本宮へ。
あの森林歩きを経てこちらの本宮が見えて来たならば、どれだけ感動したのだろうかと、修験者の方々の思いに寄り添った最終日。

川沿いの温泉宿にて、ガイド和田様と最後の夜宴!と思ったら、夕食時間になっても食堂にいらっしゃらない。
そう、山歩きの申し子と私達が感じていた疲れ知らずの和田様も流石にお疲れで寝落ちされていました。
本当にお世話になりました。

和田様のガイド無しにはこの様な楽しい山歩きは出来なかったと、2人で話しております。大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

また小辺路歩きで巡り会えた皆様との温かな触れ合いに心底感動致しました。ありがとうございました。

コメント